2018年日本山岳耐久レースのペースを考察【ハセツネCUP】 | 30代投資初心者ランナーの備忘録

2018年日本山岳耐久レースのペースを考察【ハセツネCUP】

こんにちは、kentaです。

10月1日は10月で30度越えって・・・。
真夏日やん、10月って秋やで。体調崩すわ、ほんま。
今年の夏は暑い暑い言ってましたが、このタイミングで30度がくるとは思いませんでした。
太陽が元気ですね、本当に。

さて、今週末に迫ってきたハセツネ。
台風24号の影響で、コースが荒れてしまっているようです。
また台風25号も微妙に被りそうな日程で、8日の早朝以降は影響が出そうな進路です。

また気温もなかなか強烈な気温になりそうな予感・・・。
昨年も暑い暑い言ってましたが、27度前後です。
10月3日現在で、大台突破の30度予想!!

8日も28度とか書いてます。
コレは夜間走も気温が下がらず、水を求めて奥多摩を彷徨う未来しか見えない。
相当な耐久レースになりそうな予感・・・。

というかなり厳しいレースになりそうな2018年のハセツネ。
そんな厳しい中どのようにして完走するかを考えてみたいと思います。

目標タイムは14時間切り

先日、持ち物を考察しました。
→持ち物を考察したブログはこちら:2018年日本山岳耐久レースの装備を考察【ハセツネCUP】
本日はどのようにしたら完走できるかを考察しようと思います。

目標は今のところ14時間切りを目標に考えています。
ちなみに2017年は11時間51分、ベストは2015年に9時間17分。
そう考えるとかなり低い目標になっていますが、
練習量・当日の気温を考えると14時間を目標にするのがベストと判断。

暑かった2017年の14時間切りの男子選手は362人。
ゴールした選手が1472人いたので、上位25%を切る記録です。
今年はこれ以上の悪い条件になりそうなので、さらに上位に入りそうな予感です。

2017年の13時間~14時間の間にゴールした男子選手が126人。
この選手のデータから、自分が走るべきペースを考えたいと思います。

第一関門では通過タイムにかなりばらつきがあります。
が、レースが進むにつれ当たり前ですが平均付近に収束していきます。
各区間の平均・最速・最遅ペースは下記の通りです。

ハセツネには黄金比とも言われている区間ペースの指標があります。
ハセツネ全体を10と捉え、「3:3:4」と分ける考え方です。

「第一区間:第二区間:FINSHまで」

これが「3:3:4」と分けられる区間です。
上記画像の平均は見事にこの指標に当てはまります。
上田選手が2014年に記録した大会記録も、おおよそこの黄金比にはまっています。
この黄金比が一番効率よくハセツネを走れることは、これまでの記録が証明しています。

どのようなペースで完走を目指すか

目標を14時間と定めているため、上記指標に当て嵌めると
■スタート~第一関門:4時間12分
■第一関門~第二関門:4時間12分
■第二関門~FINSH:5時間36分
となります。

過去2回完走したときの記録が下記の通りです。

2015年はほぼ指標通りのペースで走りきっていますが、2017年はグダグダ。
2017年はラスト3kmから膝の痛みの影響で歩いてゴールしたのが影響しています。
コレがなければ、30~40分程度は短縮できたのではないかと思います。

ただどちらにもいえることが、第二関門以降のペースダウン。
御前山・大岳山といった、第二関門までに疲労した身体に襲い掛かってくる後半のボス軍団。
過去2回とも大苦戦しています。

特に御前山への登りと、御前山を下りきってけら大ダワを含めた微妙なアップダウン・・・。
大岳山最後の岩のぼりは、毎回足がつりそうになります。
距離はそこまで長くはありませんが、もうハセツネの厳しいところを詰め込んだ感がすごいです。

ここでペースを落としてしまい、最後までだらだら行ってしまうのがこれまでのパターンです。
今年はなんとかこのパターンを避けたいというのが小さな目標です。
そこで今年は(練習不足も含めて)前半抑えて入ろうと考えています。

イメージは
■スタート~第一関門:4時間分
■第一関門~第二関門:4時間分
■第二関門~FINSH:5時間30分

目標は14時間切りですが、余裕を持った通過を目標を建てていました。
ほぼ3:3:4の割合ですが、気持ちビルドアップのような感じです。
勝負は第二関門まで、どれだけ余裕を持って走れるか。体力・水分も含めてです。

いつもなら渋滞を嫌ってスタートダッシュをかまそうと思いますが、今回は渋滞上等で自重します。
抑えて抑えて走る予定です。

■START~第一関門
スタートから1.5kmほどロード。
ここで毎年渋滞を避けるためのスタートダッシュ祭りが開催されています。
昨年は自分も周りの空気に呑まれて突っ込んで、今熊山を登る時点で既に身体がオーバーヒート。
今年はそれを避けるためにも、自分を出し切ることなく冷静に抑えて入ります。

自分の手元のデータになりますが、この区間で累積標高が約1750mあります。
三頭山や御前山などといった大きな山が有るわけではありませんが、だらだら登ることが多いです。
しかも「ちょっと頑張れば走れるんじゃね?」って思えてしまうところも多くあり注意です。
醍醐丸から浅間峠までの尾根はまさにそんな感じ。
また市道山の分岐からの吊り尾根は一気に上って一気に下るを繰り返すので、体力を一気に削りにきます。

■第一関門~第二関門
三頭山への登りがある区間。約1350mほど登ります。
第一関門までに4時間かけると考えると、第一関門を少し越えたら日が暮れてくるはずです。
そうなると気温も下がりだし、走りやすくなります。ここをどれだけスーッといけるか。
去年は第一関門から第二関門まではかなり気持ちよく走れています。区間タイムは全体の33番でした。
ただ行き過ぎると後半に負債を残すので、自重しましょう。
三頭山への登りでどこまで我慢できるかが、この区間の鍵になりそうです。
2017年は三頭山の下りで捻挫して、冷や汗かきました。

■第二関門~FINSH
御前山・大岳山の区間は正直我慢だけ。
どれだけ我慢できたかで全体の記録にかなり影響します。
雨の影響で、霧・地面の濡れがないことを祈ります。
2017年はどちらもひどくて、スピードを乗せることが厳しかったです。
今年はここら辺で台風の影響が出そうですね。強風・雨に注意。

そのあとは、力を振り絞るだけ。
日の出山への登りは最後の登りです。出し切ります。
そして金比羅尾根の下りは身体に任せて走ります。過去2回はブレーキになってるんでここでも出し切りたい。
金比羅尾根を下りきったらゴールは目の前ですね。出し切ったと納得できる走りがしたいものです。

おわりに

今年はタイムが狙える身体ではありません。
正直完走を狙うのが精一杯かなーと。
過去2回はサブ9を狙って練習もしていましたが、今年はだいぶ無理。
であれば、現在できる走りを精一杯するのが最低限かと考えます。

なんとか目標の14時間を達成して来年につなげれるレースにしたいなと思います。
スタートは13時間のプラカードの元に行く予定です。
13時間のプラカードであれば、1時間も前から並ぶ必要はないでしょう。

個人的に気になるのは、スタート地点の場所取り。
例年10時間のプラカードに一番人が多いという謎仕様です。
渋滞を嫌うのは理解できますが、実力がない方が前に行くとその人が渋滞の元になります。

みなさん大人なんですから、実力にあった場所に並びましょうね。

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