2018年日本山岳耐久レースの装備を考察【ハセツネCUP】 | 30代投資初心者ランナーの備忘録

2018年日本山岳耐久レースの装備を考察【ハセツネCUP】

こんにちは、kentaです。

ようやく20kmを走った翌日の足へのダメージが少なくなってきました。
6月に5kmから復帰し4ヶ月が経過しようとしています。
6月7月は100km、8月は340kmと距離を伸ばし、今月は300~320km前後で終われそうです。

やはり2ヶ月連続で300kmが見えてくると、気温が下がった事も影響し身体も動くようになります。
9月の頭は感覚と実際のペースの乖離に苦労していましたが、最近は少しずつ一致していっています。
体重がコレだけ増えているのにもかかわらず、ある程度の距離では走れるようになってきており、ある意味パワーアップしたか?笑

ただハセツネまで2週間を切った今、山練が先週の月曜日に1回だけ。しかも撃沈。
また走行距離も全く足りていないこの現実。
ハセツネに初挑戦した2015年からの1~9月までの練習量を確認してみたところ、下記のような感じでした。

2015年・・・2,853km 9:17
2016年・・・959km DNS
2017年・・・2,582km 11:51
2018年・・・1,200km(予想) 目標13:00

2015年は10月31日開催で涼しかったことを考慮しても、練習・本戦共に走れています。
2016年は1月に故障し1年を棒に振った結果に。
2017年は3月までは非常に好調に走れていましたが、3月下旬に再発。5月から再開も暑さにやられて撃沈。
2018年は1月・3月に相次いで故障、再発で上半期を棒に振る結果。8月以降急ピッチで練習も・・・。

2年に1度故障し、3~6ヶ月走れていない期間があります。
この走れていない期間が積み重なり体重増加、走力低下を招いています。
客観的に考えて、今年来年は身体を鍛えなおす時期と考えないといけませんね。
体重も2015年62kg、2017年65kg、2018年70kgと激増。

その全く仕上がっていない状況の身体。
ただ出場するからにはできる限りの走りを目指さないわけにはいけません。
ということで、2018年にハセツネに向けて考察していきます。

ハセツネの基本情報

名称:日本山岳耐久レース(24時間以内) 長谷川恒夫CUP(通称ハセツネ)
日時:2018年10月7日13:00~翌8日13:00
場所:奥多摩山域
距離:71.5km D4,500m

世界的名クライマーである故・長谷川恒夫氏の名を冠にした大会です。
UTMF等有名な大会も増えましたが、「日本」山岳耐久レースとあるようにその年のNo.1を決める大会だと自分は捕らえています。
元々はヒマラヤ山頂への最終キャンプ地からのアタックのための練習と位置づけられていた大会であり、マラソンとは一味違う大会です。

ハセツネの大きな特徴として
①必ず夜間走がある
②エイドが第2関門の水orポカリを1.5ℓのみ
が挙げられます。

13時スタートのため、トップ選手も半分近くは夜間走になり、遅くなればなるほど夜間走の時間が長くなります。
またエイドでは水分のみの供給のため、補給食はスタートより全て持って挑まなくてはいけません。
最近のトレイルランニングの大会ではエイドは豪華になっており、補給が少なくても走りきれます。
が、ハセツネはエイドが増えることはないでしょう。無骨で素敵です。

持ち込むアイテムについて

毎度毎度迷うハセツネに持ち込むアイテムについて。
ゲームの様に持ち物×99とかにできれば、何も迷わなくて済むんですがね・・・笑
とりあえず持ち物から考察。

■ウェア:Tシャツ・パンツ パワーメッシュ上下 ゴアテックスジャケット
■シューズ:asics GT-2000 5 Trail
■ザック:アルティメイトディレクション SV 2.0 
■ライト:ジェントス 閃(ハンドライト) PETZL NAO(ヘッドライト) ジェントス ガンビット(腰ライト)
■水分:水 2ℓ アクエリ 500mℓ 気温によっては追加で水 500mℓ
■補給食:ザバスピットインリキッド 16~20本 ベスパ

基本は上記内容で対応予定です。
重さは全て含めると5kgオーバーです。水分重いっす。
トップ選手は1.5ℓぐらいで走りきっちゃうようですが、自分にはできません。
ライトはもちろんオレンジのフィルムを貼って霧の対応を忘れずにしなければ・・・。

以外と重いのが補給食ですね。
自分の補給食でメインにしている、ザバスピットインリキッドは1本約70gあり20本持っていくと1400gとなります。
これと水分だけで4kg近くなる計算です。どこまで削れるかが鍵となりそうです。

水分・補給食について

持ち物の重さを考えると、水分と補給食が文字通りかなりのウエイトを占めます。
ここをどれだけ安全マージンをとった上で削れるかが、ハセツネの持ち物の鍵になります。

■水分
一番重いのはもちろん水分。
2015年は涼しいこともあり、合計4リットル(持ち込み2.5ℓ+エイド1.5ℓ)で余裕を持って完走できました。
しかし2017年はスタート時点で27度あり、前々日まで降っていた雨の影響で普通に歩くだけでも不快になる高温多湿。
第1関門・浅間峠までで2ℓを消費し、エイドである第2関門・月夜見第2駐車場まで耐えれるか不安を抱えたままレースを行いました。
案の定、三頭山への登りで飲み切ってしまい1時間ほど無補給で走りました。
後半もエイドで補給した1.5ℓでは足りず大岳山の登りで飲みきってしまい、下りの自然エイドで1.5ℓ補給しゴールまで。

当日の気温にかなり左右されますが、スタートの2.5ℓは減らしようがないというのが自分の中の結論です。
やはり水分が無いと、いろいろな意味で余裕を持って走ることができずキツかった記憶があります。
昨年の27度とはならないと思いますが、それに近い気温は覚悟します。

■補給食
ハセツネ完走に2015年:4941kcal、2017年:5032kcalを必要としています。
スタート時には身体に(グリコーゲンで)約2000kcalを蓄えているとされています。
過去の2回の完走から約5000kcalが必要であると仮定できます。

5000-2000=3000kcal

足りない3000kcalを補給しないといけない計算です。
ザバスピットインリキッドは1本170kcalを取れるので、

3000÷170=17.65本

18本あれば走りきれる計算です。
ただ体重が増えているため、単純計算ですが

5000÷65=77kcal/kg・・・2017年完走時65kg。完走するために体重1kgにつき必要kcal
77×70kg=5390kcal・・・現在70kgのため。

となるためやはり2本プラスして20本が妥当なところか。
ただ2015・2017年共に12本で完走しており、お腹が空いてヤバイの感覚はなし。
補給の仕方としては、第2関門までは45分に1本。以降は60分に1本を基本に。
2017年は後半90分に1本のペースになっていたと記憶しています。

今年は前半飛ばさない(飛ばせない)を前提にすると最初から60分に1本足りないかと考えています。
60分に1本であれば14~15本程度で行ける計算。約400gの軽量化はかなり有用と感じます。

2000+14×170=4,380kcal

600kcal程足りない計算ですが、なんとか押し切れないかな・・・。

おわりに

毎度悩むハセツネの持ち込むアイテム。
とりえずほぼ昨年と同じアイテムで挑むことを前提に、インナーにパワーメッシュを投入予定。
ルール上使用できる(第1関門以降)は基本使用しない。もといへたくそだから使えない。

ザックもSVを使うと、荷物がパンパンになって出し入れがめんどくさくなるのが考えないといけないところです。
あと2週間、できることはかなり少ないですが、最後まであがこうと思います。
できれば今週末に山に行きたいですが、本番までに筋肉痛が残りそうなのでやめとくのが無難かなー。

また後日レースの走り方の考察をしようと思います。

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