こんにちは、kentaです。
ハセツネが終わり早5日(11時間内で走りきった方は6日)が経ちました。
そこまで狙ってやる!!とぎらぎらしていなかった割には、もう少しできたんじゃないかな?と言う気持ちがフツフツと。
ようやくふとももの筋肉痛も落ち着き、ようやく明日からランニングを再開しようかと思っています。
しかしtwitterなどを見てると、トップ層の選手は月曜日ぐらいから練習を再開している様子。
こういうところから差を付けられてるんやろなーと少し凹んでいますが、筋肉痛でそれどコレではなかったのが正直なところ。
当たり前ですが2ヶ月ちょっとでは、まだまだ身体ができてないんだなと。
昨日から自重補強を久しぶりに再開。
なんか去年のハセツネの反省でも、自重補強をしっかりやろう!!と書いていた気がします。
自分の意思の弱さを感じます・・・。今度こそ続けるぞ。前はやってたんやから。
さて本日はハセツネのリザルトがでたので、全体的な振り返りを行いたいなと思います。
ちなみに使用するデータは男子のデータです。すいません・・・。
2018年ハセツネ振り返り
先日も振り返りましたが再度概要です。
先日の振り返りのブログはこちら→2018年日本山岳耐久レースを振り返る【ハセツネCUP】
男子優勝:三浦 裕一 7:52:06
女子優勝:高村 貴子 9:29:09(3連覇)
出走者数:2,364人(男子:2,041人 女子:323人)
完走者数:1,577人 66.7%(男子:1,338人 65.6% 女子:239人 74.0%)
以前は全部のリザルトが出ていませんでしたので100位まででしたが、今回は前リザルトで振り返ります。
まずサブ○の一覧になります。
暑さが影響し、サブ10が26人、サブ11が29人、サブ12が37人とサブ12を達成したのがわずか92人という結果。
100位のタイムが12:12:03と、2012年以降もっとも悪い記録です。
ちなみに2012年以降は2014年の9:58:25を最高に4年連続で悪化していっています。
2015年は5分落ちなので誤差の範囲ですが、2016年以降高温の中の開催となり大きく悪化しています。
ハセツネの黄金比である「第一関門:第二関門:FINISH」の3:3:4ですが全体的に以下のようになっています。
素晴しいぐらい収束しています。
多少の誤差はありますが、暑くなろうがやはりこの数字に収束するんですね。
ここまでくると少し怖いくらいです。
無理やり何か分析をしようとすると下記のグラフか。
全タイムで比較すると分かりづらいので、サブ12までで比較してみました。
サブ10の選手群のみ第一関門より第二関門の区間の方が速く、ほかの選手群は大きくはありませんが落としています。
ここで大きく影響しているのは三頭山への登りでしょうか、トップ層はこの登りをスピード感を持って攻略。
また走れる区間も多く、しっかりプッシュして走ってもいるのだと推測します。
他の選手群は疲れが出てくる区間、夜間走にかかりだす区間のためスピードが落ちていったと思われます。
twitterで見ましたが、トップは鞘口峠まで明るいようで、そりゃ後ろと差がさらにひらきますわ。
再度サブ10を達成するために
さすがに自己ワースト記録更新は今年で終わりにしたいです。
来年2019年は4年に1度の10月末開催のやさしいハセツネの予定です。
2015年以来2度目のサブ10を達成するために感じたと。
①水分は3ℓ持つ
②ジェル(170kcal)は1時間1本で押し切れる
③塩分サプリは必要
④腰ライトは不要、ハンドライトを強化
⑤第一関門まで抑えても3時間でいける走力
①水分は3ℓ持つ
来年は10月末で今年より涼しい時期の開催になるが、3ℓ持つ安心感は大きいと感じます。
去年は第一関門まで2ℓ消費してしまい、第二関門まで500mℓでひーひー言いながら走りました。
今年は節約したこともあり、1.5ℓ程度を残せ、水分に対する不安を感じずに走れたのは大きかったです。
ちなみに2ℓ水+1ℓスポーツドリンクで出場しました。
②ジェル(170kcal)は1時間1本で押し切れる
今年はスタート前の食事に失敗し、第二関門まで空腹感は付きまとってしまいました。
が、基本1時間に1本で押し切れる感覚です。
そうであればサブ10を目指すのであれば9本ないし10本でいける。300g近い軽量化ができます。
③塩分サプリは必要
今年は塩分サプリが非常に効果があったように感じます。
過去2回どちらも大岳山の岩場で両側のうちももをつっていましたが、今年はそれの気配もなし。
過去2回より足ができていない状態でつらなかったのは、塩分サプリのおかげだと感じています。
④腰ライトは不要、ハンドライトを強化
今自分が使用している腰ライト、ジェントスのガンビット(GB-43ETE)であれば正直必要がないと感じています。
光量がそこまで多くなく(180ルーメン)、ゴムで腰に巻いているため安定して地面を照らせない。
これであれば、ハンドライトを強化したほうが効果的と判断しました。
今年はみなさん強烈なライトが多く、後ろに着かれたら自分の弱いハンドライトでは地面が見えませんでした・・・。
それか思い切ってLUMEN600ぐらいのライトを購入してしまうかですね!!
⑤第一関門まで抑えても3時間でいける走力
装備以上に重要なのが、自分の走力です。
自己ベストを記録した2015年は第一関門まで2時間40分で行っても余裕でした。
昨年も撃沈はしましたが、1人の試走で余裕をもって3時間を切っていきました。
上記の表でもわかるように、やはり第一関門までは3時間で行かないとサブ10は見えてこない。
一部の選手が恐ろしい追い上げを見せてサブ10をしている結果はありますが、自分にはマネできません。
ちなみに今年は3時間1分で通過し、あわやサブ9という恐ろしい走りをしている選手もおられます。
あとは怪我しない、ダイエットする、山に行くのは当たり前ですね。
気になる点
毎年色々なところで悪い意味で話題になっている、ハセツネのスタート位置問題。
今年も10時間のプラカードが1番多かったのではないでしょうか。
MCの六花先生も、びっくりしておられる感じの発言もされてました。
縦軸スタート通過タイム、横軸順位です。
なんともいえない気持ちになるグラフになってしまいました。
毎年の課題だと思いますが、なにか対策を行ってほしいですね。
キタタンではマラソンや過去の持ちタイムによってウェーブスタートをしています。
2500人走るハセツネでは難しいと思いますが、是非ご検討をお願いします。
渋滞を嫌うのはみなさん同じです。
自分も好きではありません。
だからと言って前に並んで、広徳寺への登りのロードで歩いている選手を見るとおいおいおいと言いたくなります。
あなたが渋滞の原因になってまっせと。
みなさんいい大人なんですから常識と節度を持った行動をお願いしたいです。
おわりに
やはり今年は暑かった!!
その暑さが結果にモロに現れた結果になっています。
来年はあきる野市長選のため、10月末開催のやさしいハセツネになる予定です。
今年納得行っていないみなさん、来年リベンジしましょう!!
さて自分は身体をもう一度作っていかなければ・・・。
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