【asics】METARIDEを購入!!ファーストインプレッションも | 30代投資初心者ランナーの備忘録

【asics】METARIDEを購入!!ファーストインプレッションも

こんにちは、kentaです。

昨日2月27日から一部の方々で話題になっているシューズを購入してきました。
テレ東のWBSで紹介されたので、ちらっと見かけた方もいらっしゃるでしょう。
そう購入したのはこのシューズです。

asics:META RIDE(メタライド)!!

ユリウス・カエサルが生きていたら「asics、お前もか」と言い出しそうなシルエットですね。
シルエットは今主流になりつつある、ナイキのヴェイパーフライ4%をはじめとしする厚底シューズを意識していますね。
もっというと、HOKAの厚底とも思えるシルエットですね。

asicsのシューズといえば、クッショニングモデルはKAYANOやGT-2000などをはじめとするオーソドックスなイメージ。
レーシングやマラソンシューズはターサーやソーティーマジックといった、薄底・軽量なイメージ。
ただ今回のMETARIDEはどちらにも属さない、(asicsの中では)独特なシューズとなっています。

本日はMETARIDEの購入して感じたこと、16km走って感じたファーストインプレッションを書いてこうと思います。
ちなみに奥さんには購入したことは伝えていますが、定価29,160円という価格は伏せております。

METARADEを購入してみて

定時ダッシュで会社を抜け出し、丸の内にある「asicsランステ丸の内」に直行。
他の商品には目もくれず、「METARIDEの26.0cmをください!!」と店員さんにお願いし購入。
入店からレジで決済完了まで、わずか3分程度。

METARIDEを持った感想は「重い」ということ。
帰宅後重さを量りましたが、26.0cmで288gと300gに近い重さ。
288gといえば、KAYANOやニンバスと同じレベルの重量です。
この時点で、このシューズはレース本番を想定していないシューズであることを確信。
ナイキのヴェイパーフライ4%とは同じ厚底シューズですが、目指すところが違うシューズです。

asicsのHPにもかいてありますが、特徴は、

少しでも長く走れるように徹底的な省エネ性能向上させることを目的としている。

概観ではミッドソールの踵部と中足部に穴が開いているのがパッと見で目立ちます。
勝手なイメージで話すと、
①踵の穴
踵で着地した場合にその穴がつぶれることによって自然と重心がその穴の付近にくる。
→その結果、周りのGELで効率的にショックを吸収できる。みたいな感じか。シューズ全体を縦に折るイメージ。
②中足部の穴
踵着地後、足を蹴り出すために重心が徐々に前に移動していく中で、
その穴(穴というかミッドソールを横に横断する大きな溝)を中心に弓なりになり反発を発生させる。
→その結果、よりスムーズに重心の移動を前方向に促すといった感じか。シューズを横に折るイメージ。

乱暴に言ってしまえば、ソールの反りを利用して重心を強制的に前へ前へ移動させて走らせてしまおうという感じかな。
ナイキのヴェイパーフライ4%はカーボンの反発を利用、METARIDEはソールの形を利用していると感じます。
どちらも違うアプローチから、ランナーを前に進ませようとしていますね。

15km走ったファーストインプレッション

まず足を入れて感じたことは、「違和感が凄い!!」
不安定というか、ソールが反っているので木馬に乗っているイメージです。
つねにゆらゆらしていると言ったらいいでしょうか。重心の置き場が分からないです。

走り始めると、着地する位置がなんかいつもと違う。
拇指球あたりで着地しているつもりが、中足部で着地なる。
そしてソールの反っている部分の重心がかかると、急に前に重心が移動するのでつんのめった感じになる。
走り始めて5kmぐらいまでは、失敗したかなという気持ちが見え隠れ。

ただMETARIDEに慣れてくると、逆にこの独特な重心移動が癖になってきます。
大げさになってしまいますが、常に坂道を下っているイメージです。勝手に足が出てきます。
気持ちよく長く走れるためのシューズとはこういうことかと、ちょっと実感。
ただ気持ちよくはなりますが、思った以上にスピードが伴ってこないのは不思議な感じでしす。

ランニング中にウィンドスプレイント(流し)を行いましたが、前足部で着地すると以外とソールが硬い。
後足部や中足部のクッション性とは全く違う、地面の反発を感じることができるつくりとなっています。
逆に言えば、前足部にはクッション性がないのでフォアフットで長距離を走ることはMETARIDEは得意じゃないかも・・・。
100km・200km走ってから再度レビューしてみます。

レビュー動画

おわりに

といわけで、asicsのMETARIDEを買って少し走ってみたファーストインプレッションでした。
asicsが今作れる「僕が考えたサイキョーのランニングシューズ」といった感じですね。
asicsが今後出すシューズの方向性を示した、マイルストーンとなりうるシューズです。

ガンダムに例えると、まさにガンダム。
超高性能・超高価格のテスト機です。
宇宙でも地上でも水中でも戦えるけど、高価過ぎて量産はできない。
ジムを量産するために、データ蓄積を行うテスト機体といったところですね。

多くのランナーがメリットを享受するのは、METARIDEからテイクダウンしたモデルが出るころですね。
数年後にはMETARIDEの機能が少しずつ、KAYANOやGT-2000などに落とし込まれてくるでしょう。
このままジョギングシューズの枠にはめ込むのか、それともマラソンシューズに波及させるのか。非常に楽しみです。

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